畑で育てている地植えのブルーベリー。 今後の成長のために一度土の状態を確認しておこうと思い、作業前に株元の土壌pHを測定してみました。

結果は「6.4」。
ブルーベリーは一般的にpH 4.5〜5.2ほどの強酸性の土壌を好むため、6.4という中性に近い数値は、ブルーベリーにとっては少し過ごしにくい環境と言えます。この状態が続くと栄養をうまく吸収できなくなる心配があるため、今回は土壌改良を行うことにしました。
株をなるべく傷めないよう、「株の周りにドーナツ状に混ぜ込む方法」と「株元へのマルチング」を組み合わせて、丁寧にピートモスを届けていきます。
今回使用した資材

- 酸度未調整ピートモス (※乾燥していると水を弾いてしまうため、あらかじめしっかり水を含ませ、泥状にしてから使用します)
土壌改良の作業手順
地植えのブルーベリーは、株を丸ごと掘り起こすと根を傷めてしまうリスクがあります。そのため、今ある根に負担をかけない方法を選びました。
1. 枝先の真下に「ドーナツ状」の溝を掘る

ブルーベリーの根は、幹の真下よりも、枝先の真下あたりに栄養を吸収する細い根が広がっています。
その位置を目安に、株の周りをぐるりと円状に掘っていきます。 深さは10〜15cmほどの浅い溝で大丈夫です。途中で太い根に当たった場合は、傷つけないように避けて作業を進めます。
2. ピートモスを混ぜ込んで埋め戻す

掘った溝に、水を含ませておいたピートモスを入れます。 元の土とピートモスが馴染むようにしっかりと混ぜ合わせながら、溝を埋め戻しました。これで、これから新しく伸びていく根の周りに、理想的な酸性の環境を作ることができます。
3. 仕上げに表面にもピートモスを広げる

さらに仕上げとして、株元一帯の表面にもピートモスを優しく敷き詰めました。
溝に混ぜ込んだ「外側」と、表面を覆う「上側」のダブルのアプローチです。最後に、ピートモスが乾燥してしまわないよう、たっぷりと水をあげて作業は完了です。
これからの成長を見守ります
作業前は「6.4」だったpHですが、今回の作業で土壌環境が少しずつ改善されていくことを期待しています。
株全体を掘り起こすような無理をせず、地植えのブルーベリーに寄り添った優しいメンテナンスができたのではないかと思います。
これでブルーベリーが少しでも過ごしやすくなり、元気に新芽を伸ばしてくれるか、今後も定期的にpHを測定しながらゆっくり見守っていきたいと思います。


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