霧島酒造 春祭り2026:伊藤園さんに教わる「お茶の味わい体験」

霧島酒造の春祭り会場にて、伊藤園さんの「お茶の味わい体験」に参加しました。 プロに教わった淹れ方は、道具を振ったり回したりせず、注ぎ方の工夫だけで美味しさを引き出すという、非常に理にかなったものでした。その手順を詳細にまとめます。

1. 準備:水の量を正確に計る

まずは、お茶を淹れたいコップそれぞれに、8分目を目安に水を注ぎます。 この水をそのまま急須に移すことで、抽出後の「お茶の量」がちょうど良くなり、味が薄まるのを防ぐことができます。

2. 茶葉の準備

急須にすり切り一杯の茶葉を入れます。 そこに、先ほどコップで計った水を静かに注ぎ入れます。

3. 「待つ」ことが大切:回さない理由

ここが重要なポイントです。注いだ直後は色が薄いですが、急須を回したり、振ったりして無理に色を出そうとしてはいけません。

  • 理由: 急須を動かしすぎると、茶葉が擦れて雑味や苦味が出てしまうためです。静かに抽出されるのを待ちます。

4. 濃度を均一にする「廻し注ぎ」の作法

コップが複数ある場合、1つずつ満たしていくのではなく、少しずつ順番に注いでいきます。

  • 注ぎ方(例:コップが3つの場合): 「1 → 2 → 3」と注いだら、次は「3 → 2 → 1」と戻るように、細かく往復して注ぎます。
  • 効果: こうすることで、すべてのコップの「お茶の濃度」と「量」が均一になり、最後にはしっかりと濃い、美しいお茶の色になります。

5. 仕上げ:最後の一滴まで出し切る

最後の一滴には、お茶の旨みが最も凝縮されています。 急須を傾け、最後の一滴までしっかりと出し切ることが、美味しさを決める仕上げとなります。また、出し切ることで二煎目も美味しく淹れることができます。


【補足:さらに美味しくするために】

よりお茶を楽しむための補足情報です。

  • お湯を通すひと手間(水出しの場合): 水を入れる前に、茶葉が浸かる程度の少量のお湯を先に注ぐと、茶葉が開きやすくなり、香りがより一層引き立ちます。
  • 茶葉の保存: お茶の葉は湿気や光に弱いため、開封後はなるべく空気を抜いて、冷暗所で保管するのが鮮度を保つコツです。

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