2026年4月15日|ローゼルの種を浸す

高原町の春の気配を感じながら、今日からローゼルの栽培を始めました。 まずは種を土に下ろす前の準備として、「浸水」の作業を行っています。

ぬるま湯での目覚め

ローゼルの種は非常に硬いため、そのままでは発芽に時間がかかることがあります。 今回は、発芽のスイッチが入りやすいよう、30℃前後のぬるま湯に浸けることにしました。

熱帯原産の植物であるローゼルにとって、この「温度」の刺激は、目覚めを促す穏やかな合図になります。

「酸欠」に注意しながら

浸水作業で一つ気をつけたいのが、種も呼吸をしているということです。

  • 水に浸ける時間: およそ12時間から、長くても24時間以内にとどめます。
  • 酸欠のリスク: 水の中に長時間浸かりすぎると、種が酸素を取り込めなくなり(酸欠状態)、発芽の力が弱まったり腐敗したりする原因になります。

お写真のように、重なりすぎないよう広げてあげることで、一粒一粒が無理なく水分を吸収できているようです。

明日の作業に向けて

水分を十分に吸って、種がわずかに膨らんだ頃が土へ移すタイミングです。 酸素不足になる前に、明日の適切な時間を見計らって土のベッドへと運んであげようと思います。

一歩ずつ、静かに進めていくこの時間が、秋の収穫につながっていく。 そんな実感を持ちながら、見守っていきたいと思います。


メモ:作業の参考に もし24時間を超えてしまいそうな場合は、一度水を捨てて濡れたキッチンペーパーなどで包み、空気に触れさせながら保管すると酸欠を防げます。

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